テストベースをインポートする際の注意点と動作環境についてご説明いたします。
WordやExcelのテストベースをインポートする方法
テストベースをTESTRUCTUREで読み取れるPDF形式/HTML形式(拡張子.htm)に
変換します。
PDF形式への変換
- Word/Excelの場合:[ファイル]→[名前を付けて保存]を選択し、ファイルの種類から「PDF(*.pdf)」を選択して保存してください。
HTML形式への変換
- Wordの場合:[ファイル]→[名前を付けて保存]を選択し、ファイルの種類から
Webページ(フィルター後)(*.htm;*.html)」を選択して保存してください。 - Excelの場合:[ファイル]→[名前を付けて保存]を選択し、ファイルの種類から「Webページ(*.htm;*.html)」を選択して保存してください。
テストベースのファイルの対応サイズ
【凡例】
○:インポートおよびテストベース画面での利用が可能です
△:ご利用のPCのスペックによってはエラーが発生したり、動作が遅くなることがあります
×:インポートに失敗する、または成功してもテストベース画面の動作が極端に遅かったり
エラーが発生することがあります
Word
- HTML変換した際のファイル容量が10MB未満(○)
- HTML変換した際のファイル容量が10MB~20MB(△)
- HTML変換した際のファイル容量が20MBを超える(×)
Excel
- HTML変換の範囲に含まれるセル数が1シートあたり50,000セル未満(○)
- HTML変換の範囲に含まれるセル数が1シートあたり50,000~150,000セル(△)
- HTML変換の範囲に含まれるセル数が1シートあたり150,000セルを越える(×)
※△のファイルはご利用のPCのスペックによってはエラーが発生しやすいのでご注意ください
- 上記のサイズを超える場合はWordであれば一定ページ数で分割、Excelであればシートを複数に分割してから変換してください。
Wordファイルに変更履歴がある場合の対応
Wordファイルで変更履歴を記録したままだと以下の問題が発生するため、
変更履歴はすべて承諾する必要があります。
- 履歴の内容が全て表示されるため、TESTRUCTUREでテストベースの文章を読み
にくくなります。 - 「タグ情報を移行してインポート」を実行した際に、タグの移行がうまくいかず、「未移行」となります。
変更履歴があるWordファイルのインポート手順
- 取り込みたいファイルをWordで開きます。
- 別の名前で一度保存します。(バックアップ作成※)
- 右の画像の「承諾」の▼部分をクリックします。
- 「すべての変更を反映」をクリックします。
- ファイルメニューの「名前を付けて保存」から「PDF(*.pdf)」または、「Webページ(フィルター後)」の形式で保存します。
- TESTRUCTUREでインポートを行います。
※変更履歴を承諾すると変更履歴は全て削除されます。変更履歴を残したい場合、承諾前のWordファイルのバックアップを取得する必要があります。
Excelファイルのインポートに失敗する場合の対応
Excelファイルを各形式に変換する際、セルの数や背景色・罫線などの表示設定に
応じて容量が大きくなる傾向があります。容量の大きいファイルはインポート時に
エラーが発生する場合があるため、以下の方法をお試しください。
PDF形式にする場合
- Excelファイルの終端セルを確認します。
Excelの右端の列や下端の行にデータがある場合、htm化した際にファイルサイズが巨大になります。
不要な内容の場合は、該当のセルのデータや表示設定を削除することで
容量が削減されます。
HTML形式にする場合
- Excelファイルの終端セルを確認します。
Excelの右端の列や下端の行にデータがある場合、htm化した際にファイルサイズが巨大になります。
不要な内容の場合は、該当のセルのデータや表示設定を削除することで
容量が削減されます。 - シートごとにExcelファイルを分割してhtm化します。
複数シートがある場合、シートごとにhtm化することにより、1ファイルあたり
の容量が削減されます。 - .CSVファイルに変換し、再度Excelで表示しhtm化します。
CSVファイルに一度変換すると、セルの背景色・罫線などの表示設定、
画像データが全て削除されます。
タグ付けに必要な文章情報のみ残り、容量が削減されるため、インポート可能に
なる場合があります。
動作環境
TESTRUCTUREの動作環境は以下の通りになります。
データ量の上限
1ワークスペースで、性能的に問題なく扱えるデータ量の上限は、以下の通りです。
上限を超える場合、ワークスペースを分けることで利用可能です。
以上、テストベースインポート時の注意点と動作環境についてご説明いたしました。