TESTRUCTUREの手順についてテスト設計仕様の作成方法を説明します。
テスト設計仕様
テスト設計仕様はテストベースの理解・分析から詳細化対象の決定までの工程に
なります。
TESTRUCTURE操作フロー
テストベースの理解・分析
テストベースのインポート
テストベースをインポートする
テストベースとなるファイルをインポートします。
空白のテストベースのインポート
テストベースがない場合は、空白のテストベースをインポートすることができます。
テストベースの更新
テストベースを更新すると、変化点を自動的に抽出し差分を確認することができます。
※現在PDFは対応しておりません。
テストベースを読みながらタグ付けする
タグ選択ウィンドウから付けたいタグを選択してテストベースの範囲をドラッグで
選択することでタグ付けすることができます。
タグ選択画面のタグ切替ボタンを選択後に、タグを付けたい範囲(色を付けたい範囲)を
ドラッグで選択するとタグ付けされます。選択したタグごとに色、反映される画面が
異なります。
階層的整理
テストアイテム
テストアイテムの整理①
テストベースにテストアイテムタグ(水色のタグ)を付けると、テストアイテムに
項目として抽出できます。
テストアイテムの整理②
テストベースに記載のないテストアイテムは、手動で追加、編集します。
テストアイテムの整理③
整理したテストアイテムはテストアイテム画面で確認できます。
テストアイテムの例
フィーチャー
フィーチャーを整理①
テストベースにフィーチャータグ(緑色のタグ)を付けると、フィーチャーに項目
として抽出できます。
フィーチャーを整理②
テストベースに記載のないフィーチャーは、手動で追加できます。
フィーチャーを整理③
整理したフィーチャーはフィーチャー画面で確認できます。
フィーチャーの例
💡タグ付けと整理は行ったり来たりしながら、タグ付けと整理を繰り返したほうが効率的です。一気にタグ付けすると項目が縦方向にたくさん並ぶので整理するのが
難しくなってしまいます。
詳細化対象の決定
テストするフィーチャーの決定
テストアイテムとフィーチャーのマトリクスで「○」を付けると、
テストするフィーチャーが生成されます。「テストアイテム」と「フィーチャー」は
先ほど階層整理したものが反映されます。
フィーチャーセットとテスト条件
フィーチャーをフィーチャーセットに組み合わせる
作成されたフィーチャーをフィーチャーセットに組合わせることが可能です。
例えば2つのテストするフィーチャーをまとめて、新しく作成する場合は以下の方法になります。
また、まとめた2つのテストするフィーチャーを無効にし、新しく作成することもできます。
フィーチャーに対するアプローチとテスト条件の記載
各フィーチャーに対するアプローチを記載し、テスト可能になるようにテスト条件を
記載します。アプローチには、どの程度テストをするかを記入し、テスト条件は自動で作成されますが、内容に合わせて編集します。
設計仕様完成例
以上、テスト設計仕様の作成方法についてのご説明でした。