【Ver.3.0.2新機能】実は仕様書なしでも使えます?!

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 こんにちは🐸TESTRUCTUREチームです。

 今回紹介したいのは、Ver.3.0.2の新機能「空白のテストベースの追加」です。

 開発チームの構成やプロダクトの種別によって、テストベースの公式度はさまざまです。TESTRUCTUREがサポートしているWord、Excel(からのHTMLエクスポート)以外にも、口頭やチャットでのやり取りで仕様が議論されることがあります。この場合、TESTRUCTUREの通常のフローである、テストベースのインポート→タグ付け→テストアイテム/フィーチャー等の整理という流れではなく、議論の内容に沿っていきなりテストアイテムを作り出すことも想定されます。

 TESTRUCTUREでは、テストアイテム等を作成する際は、以下の2種類の手順をご案内していました。

  1. 一度空白のテストベース(HTMLファイル)を作成の上インポートし、
    「1.テストベース」画面で作成する
  2. 「2.1.テストアイテム」画面等で作成する

 今回のアップデートにより、空白のテストベースを作成しインポートすることが2クリックで実現できるようになりました。これにより、手軽に「1.テストベース」画面でテストアイテム/フィーチャー/テストカバレッジアイテムの候補をより効率的に編集可能になります。

空白のテストベースの追加方法

 フォルダツリーの「1.テストベース」を右クリックし、メニューから「空白のテストベースを追加」を選択すると、「1.テストベース」の配下に「blank」ファイルが生成されます。

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空白のテストベースの使用方法

 他のテストベースを開く時と同じように、「blank」ファイルをダブルクリックすると、右側の作業エリアにタグ選択ウィンドウと表示/非表示ウィンドウが表示されます。タグ選択ウィンドウを最大化し、自由にテストアイテム、フィーチャー、テストカバレッジアイテムを追加・削除・編集・階層整理することができます。

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まとめ

 新機能により、仕様書がない場合でも、「1.テストベース」画面で編集可能になりました。分かりやすいUIのため、ぜひ空白のテストベースの追加機能をお試しください。

 今後とも、TESTRUCTUREのご活用をどうぞよろしくお願いいたします。